アビテックスとナサールの違いを徹底解説

アーティクル

総評

比較軸アビテックスナサール
価格77万円〜295万円55万円〜369万円
性能Dr30〜Dr40Dr30〜Dr50
移設難易度
リセール高い普通〜高い
編集長 前村
編集長 前村

少し抽象的ですが、アビテックスの方が王道モデルで、ナサールの方がより専門的なモデルが多い印象です。サイズのバリエーションや選べる防音性能の幅もナサールの方が多いですが、その一方構造が少し複雑なため、移設費用やリセールはアビテックスに劣るイメージです。

【価格】ややナサールの方が安い

サイズ【アビテックス】
セフィーネNS(Dr35)
【ナサール】
ライトタイプ(Dr35)
1.2畳858,000円759,000円
1.5畳979,000円847,000円
2畳1,276,000円1,144,000円
3畳1,617,000円1,386,000円
4.3畳2,189,000円1,771,000円
2025年1月現在の希望小売価格

主要サイズ5選における、アビテックスとナサールの新品価格を比較しました。ややナサールの方が安く販売されています。

【性能】ほぼ同じ性能

性能に関しては、アビテックス及びナサールの通常モデルはそれぞれ

  • Dr-30
  • Dr-35
  • Dr-40

の3性能のモデルが発売されており、特に性能差はありません。ただナサールには高遮音タイプと呼ばれるモデルがあり、こちらのみDr-50等級に対応したモデルとなっています。

Dr-45以上の等級の防音室をお探しの方はアビテックスではなくナサールを選ばれるのが良いでしょう。(Dr-50より上の等級となると、海外メーカーやオーダーメイドの防音リフォームが必要になります。)

また性能とは少し関係ありませんが、アビテックスの方がドアを閉める際に力が必要で、ナサールの方がスムーズに閉めることができる体感があります。

【移設難易度】再利用しやすいのはアビテックス

移設の難易度はアビテックスの方が低く、そのため移設料金もアビテックスの方が安くなることが多いです。

アビテックスは部品数が少なく、シンプルな作りですが、ナサールは部品数が多く、特にネジ・ビスの利用点数が多いです。アビテックスはビスは少ないので、比較的何度でも移設が可能ですが、ナサールは頻繁に解体・組立を繰り返すのはオススメできません。

ナサールの底面金具の一部

今後引越しの予定がない方はどちらでも問題ありませんが、よく引越しが発生する方は費用面からもアビテックスを選ばれるのがオススメです。

【リセール】アビテックスは流通数も多く売りやすい

リセールに関しては、流通数の多いアビテックスの方がより高く、よりスピーディーに売れると言えるでしょう。

とはいえナサールも国内では非常に多く流通しているモデルのため、利用後も十分売却し現金化しやすいです。

ただ後述する、自由にサイズ等を決められるオーダーナサールや、非常に大きいモデル(6.0畳以上)については、量販モデルと比べて再販が難しいケースが多いので、注意が必要です。

【サイズ】それぞれサイズが異なります。

アビテックスのナサールでは、床面サイズパターンと、高さのパターンが異なります。床面サイズについては、ナサールの方が選択肢が多く、かつ大きなモデルのラインナップが多いです。

【アビテックス】【ナサール】
0.8畳
1.2畳
1.5畳
2.0畳
2.5畳
3.0畳
3.5畳
3.7畳
4.3畳
0.8畳
1.2畳
1.5畳
1.7畳
2.0畳
2.4畳
3.0畳
3.1畳
3.4畳
3.7畳
4.3畳
4.9畳
6.0畳
8.0畳
10.0畳

高さに関しても、アビテックスは標準壁モデルと高壁モデルがありますが、ナサールには標準壁モデルに加え、HiタイプとHi2タイプ(2畳以上のみ)の3種類が容易されています。

2.0畳モデルの場合【アビテックス】
高さ(内寸)
【ナサール】
高さ(内寸)
標準壁196cm197cm
高壁216cmHiタイプ : 212cm
Hi2タイプ : 222cm

また、ナサールにおいては、上記の量販モデルに加え、設置先の部屋のサイズや形状に合わせてカスタムができる『オーダーナサール』も販売されています。

まとめ

編集長 前村
編集長 前村

アビテックスとナサールは全体としてはどちらも似た部分が多いですが、マイナーなサイズや規格で違いがあります。サイズなどの理由で絞りきれない場合は、将来的な引越しや売却予定がある方はリセール・移設費用が安くなりやすいアビテックスを、予定のない方は本体価格の安いナサールを選ばれてみてはいかがでしょうか。

弊サイト『中古防音室JP』ではアビテックス・ナサールともに豊富に中古在庫を取り揃えています。新品よりもかなり安く出品しているので、ユニット型防音室を導入予定の方はぜひ一度ご覧になられてみてください。

author image

著者情報

中古防音室JP代表 前村孟

中古防音室JP代表(公安委員会60107R070043号)。防音室に関する中古防音室JP公式YouTubeチャンネル運営。サウンドソムリエ2級(登録番号2-JP000183)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました