結論 : ほとんどの場合抜けない

日本の建物は、建築前に設計上の強度確認をした上で建てられるため、防音室を置いたことで床が抜けることは基本的に考えにくいです。
2階に防音室に置ける?の記事でも紹介していますが、日本の住居用の建物は建築基準法に則り、1平米当たり最低180kgまでの荷重が耐えられるように設計されています。上記はあくまで下限値であり、法令に則り設計・竣工された建物であれば上記以上の荷重がかかってもまず床が抜けることは考えにくいです。
特にユニット型防音室については、全体重量こそ重たいものの、箱型の構造物のため荷重が床面全体に分散されます。例えばピアノを家に置く場合、グランドピアノであれば300kgもの重量が3点の足にかかりますが、それでも大丈夫な物件が多いですよね。
そのため基本的に、市販品の防音室を置く場合であれば、以下のようなケースを除き、物理的に床が抜けるといった事故は起こらないように設計されています。
【例外パターン1】築古×木造パターン
築年数の古い物件の場合、特に木造建築物については建築当時に満たしていた強度が保たれていない可能性があります。
雨漏りやシロアリ被害によって柱などの重要構造物にダメージがある場合、実際の許容できる過重量が下がっている可能性があります。このような場合、家全体が傾いたりしていることも多いです。
古い建物の特に2階以上に設置予定の場合は、事前に建物自体の確認を専門業者に依頼されるのがオススメです。
【例外パターン2】防音室が非常に重たいパターン
設置しようとしている防音室が特殊で非常に重たい場合や、防音室内に重量物を入れようとしている場合も注意が必要です。
一部のマイナーメーカーの非常に防音性能の高い防音室などでは、防音性能のため非常に重たい素材から防音室を作っているケースがあり、そのような場合は平米荷重基準をクリアできないケースも。
またヤマハやカワイの量産モデルであっても、比較的小さいサイズの防音室内に本棚や冷蔵庫など、重量物を入れる場合には平米荷重基準を超えてしまう可能性があります。
詳しくは2階に防音室を置きたい!に事例を紹介しているので、参考にしてみてください。



コメント