中古防音室のメリット・デメリット

アーティクル

新品は高すぎるけど、ちゃんとした防音室を導入したい。そんな方に近年広く利用されているのが『中古防音室』です。

今回の記事ではそんな中古の防音室のメリット・デメリットを徹底解説しています。これから中古防音室の導入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

中古防音室のメリット

①安くリセールを出しやすい

中古防音室の最大の強みはなんといってもその『安さ』です。現行モデルであっても安いものでは新品の半額程度で購入することができます。防音室は高いものでは100万円を超える高額な商品のため、価格のインパクトは非常に大きいです。

また逆に言えば新品の防音室は、買った時点で価値が半分程度になるとも言えます。例えば以下はヤマハのアビテックスの現行モデルの『セフィーネNS』の新品価格と中古相場になります。

セフィーネNS新品価格中古相場残価率
1.2畳85万円〜151万円50万円〜70万円約50%
1.5畳98万円〜171万円60万円〜80万円約52%
2畳128万円〜197万円70万万円〜90万円約49%
4.3畳219万円〜296万円100万円〜150万円約48%

見ての通り、中古相場の目安はは新品価格の約半額程度。またこれはあくまで『販売価格』のため、『買取価格』はここからさらに業者の利益や工賃が引かれるため、より安くなります。

防音室の買取価格は様々な要素から決まりますが、『前オーナーが新品として買ったか、中古として買ったか』はほぼ影響がありません。(どの商品も買取に出す時点で中古品なので当たり前と言えば当たり前ですけれど。。。)

そのため、中古防音室は『安く買える』だけでなく、『お得に買える』買い方と言えるでしょう。

②納期が早い

中古防音室は新品と比べ、納期が早くなりやすいです。

というのも一部の新品防音室は、購入されてから受注生産されるケースもあります。当然その日から製造し発送するため、購入時点で既に商品がある中古防音室と比べ、納品まで期間がかかりやすいです。

早く防音室をしたい方にとっても、防音室はおすすめの選択肢です。

中古防音室のデメリット

①傷や汚れがある場合がある

中古防音室は中古品のため、前ユーザー様による傷や汚れがある場合があります。クロスの汚れや剥がれ、ドアのパッキンや換気扇の劣化、吸音材の貼り付け跡など様々なパターンがありますが、多くの場合、防音室の防音性能には影響を与えないケースが多いです。

吸音材の貼り付け跡(クリーニング前)
編集長 前村
編集長 前村

ほとんどの商品は買取後、業者側でクリーニングが行われます。ただ場合によってはクリーニング前の状態で、訳あり価格で出品されるケースも。とにかく安く導入したい!という方はこの様な在庫もオススメです。

音は音源が空気を振動させ、その振動が空気中を伝わることで伝わります。そして、基本的にこの音を止めるには『重量物で空気の振動を物理的に止める』ことが大切です。そのためアビテックスやナサールの様なユニット型防音室は、非常に重量のある素材から各パネルが作られています。だからこそ、クロスの剥がれや、パッキンの軽度の劣化程度では、防音性能に直ちに影響を与えることはなく、中古防音室という市場が成り立っています。

②在庫状況が常に変動する

防音室はモデルやサイズ、防音性能など様々な種類から選ぶことができますが、中古となると在庫のあるモデルしか買うことができません。

ニッチな商品ということもあり、日本全体でも中古で流通している防音室は決して多くはなく、必要となった時に、欲しいモデルが中古在庫として流通しているかはその時々で異なります。

将来的に中古で防音室の購入を検討している方は、早い段階からリサーチされておくのがオススメです。

③カスタムパーツが流通していない可能性がある

古いモデルの中古防音室を購入する場合、追加パーツやカスタムパーツの入手が難しい場合があります。吸音材や換気扇については純正パーツでなくても、社外品や同等品が多く流通しており入手しやすいですが、『ドア』『fix窓』については純正パーツかつ、パネルユニット丸ごとの交換が必要なので、注意が必要です。

左 : 追加ドアオプション(アビテックス)/ 右 : fix窓オプション(ナサール)

現行のモデルであれば、ドア単体やfix窓単体での販売を行っているメーカーもあるため追加がしやすいです。ただ中古防音室の場合、既に生産終了しているモデル等ではこれらのオプション品の入手が難しいため、2ドア仕様やfix窓仕様の防音室をお探しの方は、オプション施工済みの中古個体を探されるのがおすすめです。

中古防音室がおすすめの方

中古防音室がおすすめの方
  • 安くコスパ良く防音室を導入したい。
  • 多少の使用感は気にならない。
  • 将来的に売却する可能性がある。

このような方は中古防音室を検討されてみるのがおすすめです。

弊社では防音室選びのご相談も受付しておりますので、公式LINEもしくはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

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著者情報

中古防音室JP代表 前村孟

中古防音室JP代表(公安委員会60107R070043号)。防音室に関する中古防音室JP公式YouTubeチャンネル運営。サウンドソムリエ2級(登録番号2-JP000183)。

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